M&Aフォーラム

第44回M&A
実践実務講座【オンラインセミナー】

44th M&A Practice Course Webinar
  • 開催要領

  • カリキュラム

受講講座 事前学習(録画講義) + 4日間集中 全7回(オンラインセミナー)
募集人員 定員30名様
(先着順)
受講費用(お一人様) 165,000円(全7回一括受講のみ。但し交代受講も可、消費税込み)
開催日時

いずれも2022年。講師及び講座の主な内容(予定)はカリキュラムをご覧ください。なお受講者の理解度向上のため、
一部の講義ではLIVE講義とは別に事前学習としてのオンデマンド配信を予定しています。

日程
LIVE講義
開催時間※1
講義名
事前学習
(録画講義)※2
9/7
(水)
14:00-15:00
M&Aのマーケット動向、ソーシング及び成功への戦略

(約50分)
15:30-17:30
M&A実践のプロセスと交渉戦略

(約90分)
9/8
(木)
14:00-15:00
M&A戦略立案の要点

(約90分)
15:30-16:30
M&A実務担当者が押さえるべき、
M&A法務の「今さら聞けない基本のキ」

(約90分)
9/9
(金)
13:00-15:00
バリュエーションの基本とプライシングの実務
15:30-16:30
買収先のコントロールと統合の組織・人事タスク

(約80分)
9/13
(火)
15:30-17:30
ケース・スタディによるM&A総合演習(基礎編)

※1 日程によって講義開催時間が異なります。ご確認の上、お申込ください。

※2 期間中はいつでも視聴可

講義形式

vimeoによるオンデマンド配信 及び Zoomによるオンライン講義

主な対象

M&A全体のプロセス、企業価値評価の基礎、M&A契約及び交渉、戦略などのM&Aに関する実務知識の基礎を短期間に一気に習得したい方。

  • 経営企画部、企業戦略部、事業開発部などコーポレートの企画/M&A担当部署に所属の方
  • 事業部門の事業企画部、営業企画部など事業部直轄の企画担当部署に所属の方
  • 事業会社の財務経理、法務、人事等の専門部署に所属の方
パンフレット パンフレットダウンロード
申込規定 申込規定ダウンロード

1.M&Aのマーケット動向、ソーシング(案件発掘)及び成功への戦略

主な内容(予定)
  • M&Aとは(事業会社の視点)
    M&Aが事業会社に提供する機能とは
  • M&A市場のドライバー
    (グローバル化、業界再編、ベンチャー投資、ファンド、事業承継)
  • なぜソーシング(案件発掘)が重要なのか
  • 事業会社のソーシング手法
    • 一般的な方法と能動的アプローチ
    • 能動的アプローチの具体例
  • M&Aの成功の条件を考える

本講義は、事前配信する録画講義(約50分を予定)とLIVE講義のセットとなります。受講者は録画講義を見た上で事前質問することができます。

日時 2022/9/7(水)14:00-15:00
講師
岩口 敏史 氏
岩口 敏史 氏
(株)レコフデータ 取締役会長、(株)レコフ 代表取締役専務
早稲田大学 大学院経営管理研究科 非常勤講師
講師略歴 ミシガン大学経営学修士。大手証券にて営業企画、人事、外国債券引受を担当後、外資系経営コンサルティン グ会社を経て、1998年レコフ入社。M&Aセミナーの講師実績多数。レコフにおいては、M&A戦略立案コンサ ルティング、IT業界を中心とした案件創出・実行、M&Aデータベース事業開発等を経験し、現在はレコフの経営 企画/アドミニストレーションの責任者。(株)レコフデータ取締役会長を兼務。平成29年度経済産業省「我が国 企業による海外M&A研究会」委員、早稲田大学経営管理研究科非常勤講師
受講者の声
  • 講義の中に実例が多数含まれており、M&A経験が浅い私にも非常に分かりやすく有益に感じた
  • ソーシングは単にショートリストを作成するのではなく、戦略実現の道筋の具体化を踏まえてターゲット企業の選定をするということが理解できた
  • 起案が上がってきたときに、「現場の想いだけを受け止めるのではなく、他にもっと良い投資先はなかったのか?」等疑問点を洗い出して、今後検討していきたい
  • 案件発掘のコンセプトから実務の詳細までカバーされており、大変有意義でした

2.M&A実践のプロセスと交渉戦略

主な内容(予定)
  • M&Aのプロセス
    M&Aのプロセス / 関連規制 / アドバイザー / 取引類型
  • 企業価値分析とデュー・ディリジェンス
    • 初期的提案書・入札書の提示、買収価格提案
    • デュー・ディリジェンス / 会計・税務上のトピック / 資金調達 / 正式提案
  • 買収契約
    買収契約の主要条項の解説及びデュー・ディリジェンスと契約交渉(例題と解説)
  • 対外発表とクロージング
  • その他のトピック(海外の競争法、外資規制など)

本講義は、事前配信する録画講義(約90分)と質疑応答中心のLIVE講義のセットとなります。受講者は録画講義を見た上で事前質問することができます。

日時 2022/9/7(水)15:30-17:30
講師 福田 直樹 氏
みずほ証券(株) グローバル投資銀行部門 部長
講師略歴 1996年京都大学経済学部卒業。98年ミシガン州立大学経済学修士、同年日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行。主に通信業界の国内、海外M&Aアドバイザリー業務に従事。01年5月よりみずほ証券アドバイザリー第1グループ(現プロダクツ本部)にてメディア・通信、食品、素材、エネルギー等の業界におけるM&Aアドバイザリーを担当した他、グループ再編、買収防衛に係るアドバイスや、海外投資銀行との提携交渉にも関与。投資銀行グループ(現投資銀行本部)所属を経て、17年11月よりアドバイザリー第1部にて金融、建設、機械等業界のM&Aを担当。現在はグローバル投資銀行部門の部長。近年の主な関与案件は、新日本石油と新日鉱ホールディングスの経営統合、日本製紙グループ本社による豪製紙会社オーストラリアン・ペーパー買収、ミライト・ホールディングスによる地域通信建設会社3社の完全子会社化、川崎汽船による港湾運営事業の合弁会社化、米国物流子会社の売却など。日本証券アナリスト協会検定会員。
受講者の声
  • ケース問題を解く参加型の講義であったため、当事者意識をもって講義に参加できた。また、各例題に1つの回答でなく複数の考え方を提示してくださったことで、M&Aにおける柔軟性の重要性を学ぶことができた
  • 事前に録画動画を視聴のうえ、当日はQ&Aに絞るという進め方が理解度を深めるのに非常に有益
  • 他の方が質問された内容を共有頂き、自分の会社と同じような悩みを持たれていることに親近感を覚 えた。何より質問の一つ一つに、実経験からの丁寧なご回答いただけたことが素晴らしかった

3.
M&A戦略立案の要点

主な内容(予定)
  • M&Aの主な失敗要因
  • M&A戦略の立案プロセス
  • M&A戦略の15類型(事例を交えながら)
  • M&Aのマネジメントルール

本講義は、事前配信する録画講義(約90分)と質疑応答中心のLIVE講義のセットとなります。受講者は録画講義を見た上で事前質問することができます。

日時 2022/9/8(木)14:00-15:00
講師
木俣 貴光 氏
木俣 貴光 氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)
コーポレートアドバイザリー部 部長 プリンシパル
講師略歴 大手石油会社、外資系コンサルティング会社を経て現職。20年以上にわたり、大企業から中堅中小企業まで、幅広いクライアントに対して、M&Aアドバイザリー、グループ組織再編、事業承継対策といった資本政策のほか、M&A戦略立案、PMI支援、ビジョン策定、企業再生支援など、資本政策に付随する戦略テーマにかかるコンサルティングに従事。主な著書に、「M&A戦略の立案プロセス」(第14回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)、「企業買収の実務プロセス第3版」、「事業承継スキーム」のほか、実務小説「企業買収」(第6回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)(いずれも中央経済社)などがある。
講師の先生より 争奪戦の様相を呈しているM&A市場においては、買い手は金融機関等からの持ち込み案件に頼るだけでは、魅力的な会社を買収する機会が限られてしまいます。ポストコロナも見据え、事業構造を抜本的に転換していくための手段としてM&Aを積極的に活用すべく、自ら指名買いに動くケースが増加しています。指名買いであれば、オークション・ディールとなることを避けられる可能性も高くなります。当然ながら、指名買いを仕掛けるには、前提として自社のM&A戦略が明確であることが求められます。本講義では、M&A戦略立案のエッセンスについて事例を交えながら解説していきます。
受講者の声
  • 事前録画内で、M&Aを取り入れている企業例を出されておりそれぞれ異なった特色があり、興味深く視聴する事が出来た。 M&Aの予算設定イメージの説明や戦略からターゲット企業への落とし込みの説明が非常に分かりやすかった

4.M&A実務担当者が押さえるべき、M&A法務の「今さら聞けない基本のキ」
~M&Aの各フェーズで直面する実務の勘所とツボ~

主な内容(予定)
  • M&Aの流れと法務の役割(全体像)
  • M&A契約の交渉の「勘所」と「ツボ」
    • M&A契約の構造
    • M&A契約と検討の「切り口」
    • M&A契約交渉で「何を」「どのように主張すべきか」
  • その他応用トピック
    法務DD、PMIの「勘所」とツボ

本講義は、事前配信する録画講義(約90分)と質疑応答中心のLIVE講義のセットとなります。受講者は録画講義を見た上で事前質問することができます。

日時 2022/9/8(木)15:30-16:30
講師 勝間田 学 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー弁護士
講師略歴 2001年 一橋大学法学部卒業、2002年 弁護士登録(第二東京弁護士会)、森・濱田松本法律事務所入所、2008年 米国シカゴ大学ロースクール(L.L.M)修了、2008年~2009年 英国ロンドン市のHerbert Smith Freehills 法律事務所にて執務、2011年 アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所
専門分野は、M&A、企業再編、アクティビストを含めた株主対応、その他会社法・金融商品取引法を含む企業法務全般。とりわけ、事業会社による買収・経営統合、クロスボーダーのM&A、ファンドによるM&A、ベンチャー投資、公開買付け(TOB)を伴う上場会社のM&A、事業部門の買収(カーブアウト)等について、豊富な経験を有している。 クライアントの視点に立った戦略的アドバイスを特長としており、各種セミナー・執筆等においても高い評価を得ている。
受講者の声
  • 買い手、売り手とも、相手の心理をついて戦略的に進めることが大切と感じた。より実践的な話が聞けて大変興味深かった。論理的に解説していただけましたので、分かりやすかった

5.バリュエーションの基本とプライシングの実務

主な内容(予定)
  • バリュエーションの基本
    • 企業価値と事業価値と株主価値
    • バリュエーション手法と採用ポイント(DCF法、類似会社比較法、時価純資産法等)
    • 算定方法と適切なアプローチ
  • プライシングの実務
    • M&Aに潜むリスクの把握、デュー・デリジェンス(DD)の種類、DD結果の反映
    • プライシングにおける各種検討
日時 2022/9/9(金)13:00-15:00
講師
木村友二氏
木村 友二氏
(株)プルータス・コンサルティング シニア・マネージャー
東洋大学非常勤講師
講師略歴 研究機関、官公庁勤務、個人投資家、事業会社経営企画部にてM&A業務等に従事後、プルータス・コンサル ティングにて、国内外、様々な業界のベンチャー企業や上場企業に関するバリュエーションサービスその他各種 M&Aアドバイザリー業務に従事。 早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。 共訳書『新版 市場を創る―バザールからネット取引まで』
受講者の声
  • 予備知識が足りないため完全に消化できない部分も一部ありましたが大変勉強になった。また書籍等を通して中途半端に理解していた知識も整理することができた
  • 実務に近い形でご説明いただき、これまでのバリュエーションのやり方と照らし合わせながら学ぶことができた
  • 基礎をわかりやすく解説頂き、有意義な講義でした

6.買収先のコントロールと統合の組織・人事タスク
~クロスボーダーM&Aを題材に

主な内容(予定)
  • M&A序論(組織・人事)
  • 組織・人事デュー・ディリジェンス(DD)
  • 経営者リテンション
  • 買収先のコントロールと統合
本講義は、事前配信する録画講義(約80分)と質疑応答中心のLIVE講義のセットとなります。受講者は録画講義を見た上で事前質問することができます。
日時 2022/9/8(木)15:30-16:30
講師
竹田 年朗 氏
竹田 年朗 氏
マーサージャパン(株) M&Aアドバイザリーサービス部門パートナー
講師略歴 (株)大林組、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアット、ベイン・アンド・カンパニーを経て現職。日本企業の海外企業買収に対して、デュー・ディリジェンスからPMIまで、幅広い支援を提供。特に最近は、買収先のコントロールの確立及び経営統合・組織統合をテーマとする。 著書に『クロスボーダーM&Aの組織・人事PMI』、『クロスボーダーM&Aの組織・人事手法~コントロールと統合の進め方』、『クロスボーダーM&Aの組織・人事マネジメント』(第7回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)など。クロスボーダーM&Aに関する寄稿、セミナーも積極的に行っている。 石川県金沢市出身。東京大学法学部卒、コーネル大学ジョンソンスクール経営学修士課程修了(MBA)
受講者の声
  • 対人間の話のため、かなりケースバイケースの話も多いかと思うが、仰っていた通り耳で聴いたことがあるのとないのでは対応の仕方が変わる(変えられる)と思うので有意義でした
  • 様々な視点からの懸念点、問題点などが取り上げられており、実務者向けの講義内容でよかった
  • 事前講義から、資料、当日の質疑応答も含め、とても分かりやすく、素晴らしい講義だった。あっという間の1時間半でした。また、当日の質疑応答の後の講義もとても興味深く、勉強になった
  • 単純なルールに収まらない臨機応変な対応が必要であり、その経験が特に海外案件においては重要と感じた

7.ケース・スタディによるM&A総合演習(基礎編)

主な内容(予定) これまでの講義を前提として、具体例をもとに実践的な演習を行います。M&Aを当事者の立場で疑似体験する演習プログラムです。次のプロセス・トピックのいくつかを組み合わせた事例を用いる予定です。
  • 事業戦略/ソーシング(案件発掘)/案件の予備的検討
  • バリュエーション
  • DD
  • M&A契約/交渉
  • 事業売却
日時 2022/9/13(水)15:30-17:30
講師 M&A総合演習(基礎編)プロジェクト・チーム
人材育成塾
企画チームより
M&Aの具体的案件を主体的に考えることを通じて、これまで学んだ内容がどの場面で使われるか、どう関連しているかを理解します。オンライン形式となりますが、可能な限り参加型・双方向にする予定です。
受講者の声
  • 事前課題に加え、講義の中での他メンバーとの意見交換や、講師からコメントを頂き、自分事として考えることができた
  • 実際に演習をすると、どのようなことを決めておかないといけないのかがリアルになった。経験がないので難易度は高く感じたが、理解は確実に深まった
  • 売主・買主双方の視点が学べるなど非常に実践的な内容で、大変分かりやすかった。講師の皆さんからのコメントも分かりやすく、理解が深まった
  • まだ座学面でも実務経験面でも理解が未熟ななかで、ケーススタディで専門家のさまざまな目線、特に売り手目線の解説を聞けたことは有益だった
  • 実務のご経験豊富な講師陣による大変学びのある企画で、実際のケースを通して体系的に振り返ることにより理解が深まった