M&Aフォーラム

第50回M&A
実践実務講座【オンラインセミナー】

50th M&A Practice Course Webinar
  • 開催要領

  • カリキュラム

受講講座 事前学習(録画講義) + 4日間集中 全7回(オンラインセミナー)
募集人員 定員30名様
(先着順)
受講費用(お一人様) 165,000円(全7回一括受講のみ。消費税込み)
開催日時

いずれも2024年。講師及び講座の主な内容(予定)はカリキュラムをご覧ください。

日程
LIVE講義
開催時間
講義名
事前学習
(録画講義)※1
5/22
(水)
14:00-15:00
M&Aのマーケット動向、ソーシング(案件発掘)及び成功への戦略
(約50分)
15:30-17:30
M&A実践のプロセスと交渉戦略
(約90分)
5/23
(木)
14:00-15:00
バリュエーションの基本とプライシングの実務
(約90分)
15:30-16:30
M&A戦略立案の要点
(約90分)
5/24
(金)
14:00-15:00
M&A実務担当者が押さえるべき、
M&A法務の「今さら聞けない基本のキ」
(約90分)
15:30-16:30
買収・売却の両面から見るM&Aの組織・人事タスク
(約90分)
5/29
(水)
14:00-16:00
ケース・スタディによるM&A総合演習
(基礎編)

※1 期間中はいつでも視聴可。受講者は録画講義を見た上で事前質問することができます。

講義形式

vimeoによるオンデマンド配信 及び Zoomによるオンライン講義

主な対象

M&A全体のプロセス、企業価値評価の基礎、M&A契約及び交渉、戦略などのM&Aに関する実務知識の基礎を短期間に一気に習得したい方。

  • 経営企画部、企業戦略部、事業開発部などコーポレートの企画/M&A担当部署に所属の方
  • 事業部門の事業企画部、営業企画部など事業部直轄の企画担当部署に所属の方
  • 事業会社の財務経理、法務、人事等の専門部署に所属の方
パンフレット パンフレットダウンロード
申込規定 申込規定ダウンロード

1.M&Aのマーケット動向、ソーシング(案件発掘)及び成功への戦略

主な内容(予定)
  • M&Aとは(事業会社の視点)
    M&Aが事業会社に提供する機能とは
  • M&A市場のドライバー
    (グローバル化、業界再編、ベンチャー投資、ファンド、事業承継)
  • なぜソーシング(案件発掘)が重要なのか
  • 事業会社のソーシング手法
    • 一般的な方法と能動的アプローチ
    • 能動的アプローチの具体例
  • M&Aの成功の条件を考える
日時 2024/5/22(水)14:00-15:00
講師
岩口 敏史 氏
岩口 敏史 氏
(株)レコフデータ 取締役会長、(株)レコフ 取締役
早稲田大学 大学院経営管理研究科 非常勤講師
講師略歴 1986年東京大学理学部卒、ミシガン大学経営学修士。 山一證券にて営業企画、人事、外国債券引受を担当後、ボストン・コンサルティング・グループを 経て1998年レコフ入社。 M&Aセミナーの講師実績多数。 レコフにおいては、M&A戦略立案コンサルティング、IT業界を 中心とした案件創出・実行、M&Aデータベース事業開発等を経験し現在はレコフの取締役。 レコフデータ取締役会長を兼務。経済産業省2017年度「我が国企業による海外M&A研究会」、2021年度「国内外へ更なる投資促進のための施策検討にかかる有識者会議」、2022年度「対日M&A課題と活用事例に関する研究会」委員。2019年より早稲田大学大学院経営管理研究科非常勤講師。
受講者の声
  • M&A成功とは、という入り口の議論や具体的にすべき準備事項等、ゴールから逆算してソーシングを実施することの重要性を再確認しました
  • M&Aの業務を始めて1か月強ですが、M&Aの基礎的な考え方、基本的な一連の取組の枠組みが体型的に理解できました
  • 現在のM&Aの動向や、具体的なM&A事例の成功例、失敗例等の知識を得ることができました。また、実際に事業会社にてM&Aに携わるという目線で具体的な取り組み方法や留意点等をイメージすることができ大変学びになりました

2.M&A実践のプロセスと交渉戦略

主な内容(予定)
  • M&Aのプロセス
    M&Aのプロセス / 関連規制 / アドバイザー / 取引類型
  • 企業価値分析とデュー・ディリジェンス
    • 初期的提案書・入札書の提示、買収価格提案
    • デュー・ディリジェンス / 会計・税務上のトピック / 資金調達 / 正式提案
  • 買収契約
    買収契約の主要条項の解説及びデュー・ディリジェンスと契約交渉(例題と解説)
  • 対外発表とクロージング
  • その他のトピック(海外の競争法、外資規制など)
日時 2024/5/22(水)15:30-17:30
講師 福田 直樹 氏
みずほ証券(株) グローバル投資銀行部門 シニアコーポレートオフィサー
講師略歴 1996年京都大学経済学部卒業。98年ミシガン州立大学経済学修士、同年日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行。主に通信業界の国内、海外M&Aアドバイザリー業務に従事。01年5月よりみずほ証券アドバイザリー第1グループ(現プロダクツ本部)にてメディア・通信、食品、素材、エネルギー等の業界におけるM&Aアドバイザリーを担当した他、グループ再編、買収防衛に係るアドバイスや、海外投資銀行との提携交渉にも関与。投資銀行グループ(現投資銀行本部)所属を経て、17年11月よりアドバイザリー第1部にて金融、建設、機械等業界のM&Aを担当。現在はグローバル投資銀行部門のシニアコーポレートオフィサー。近年の主な関与案件は、新日本石油と新日鉱ホールディングスの経営統合、日本製紙グループ本社による豪製紙会社オーストラリアン・ペーパー買収、ミライト・ホールディングスによる地域通信建設会社3社の完全子会社化、川崎汽船による港湾運営事業の合弁会社化、米国物流子会社の売却など。日本証券アナリスト協会検定会員。
受講者の声
  • 交渉における大事なポイントを事例を交えて議論し、受講者自身も考える双方向での講義が非常に良かった。また、実際現場では何を材料とし、どのように交渉することが多いのかを聞けて参考になった
  • ケース問題を解く参加型の講義であったため、当事者意識をもって講義に参加できた。また、各例題に1つの回答でなく複数の考え方を提示してくださったことで、M&Aにおける柔軟性の重要性を学ぶことができた
  • 事前に録画動画を視聴のうえ、当日はQ&Aに絞るという進め方が理解度を深めるのに非常に有益

3.バリュエーションの基本とプライシングの実務

主な内容(予定)
  • イントロダクション
  • バリュエーションの基本
    • バリュエーションの全体像
    • DCF方式
    • 類似会社比準方式
    • 修正純資産方式
  • プライシングの実務
    • プライシングで意識すべき3種類のバリュー
    • M&AにおけるDDの必要性
    • 買収による自社損益への影響
日時 2024/5/23(木)14:00-15:00
講師
宇恵 望氏
宇恵 望氏
PwCアドバイザリー合同会社 ディレクター
公認会計士
講師略歴 PwCアドバイザリー合同会社入社後、M&A、事業再編におけるバリュエーション業務およびPPA(パーチェス・プライス・アロケーション)業務を中心に、財務モデリング等の業務も担当。鉄鋼、化学、電力・エネルギー、自動車・自動車部品、医療施設業界の案件を数多く経験し、当該業界におけるクロスボーダー案件も幅広く経験している。
現在は、Industrial Manufacturing & Automotiveセクターに所属し、製造業関連を中心とした業務経験を有する。
受講者へのメッセージ 本講義では、これから実務でM&Aをご担当される予定の皆様向けに、バリュエーションとプライシングの基本をお伝えすることを目的としています。具体的なバリュエーション手法の中には数式が多く含まれる複雑なものもございますが、本講義ではそれらの項目は最小限とし、M&Aの実務担当者としておさえておくべき「考え方」に焦点を当ててお伝えできればと考えております。講義当日に皆様とお話できることを楽しみにしております。
受講者の声
  • 非財務系のコーポレート担当の場合、実務上バリュエーションに関与することが少ないものの、知識としては求められるため、今回の実務講座はレベルも適切で、資料及び当日QAの担当講師の先生の説明が非常に分かりやすく、大変有意義だった
  • 他の参加者からの個別具体的な質問事項が、当社においても参考となるような質問ばかりで、実務に活きる講義だと感じました

4.
M&A戦略立案の要点

主な内容(予定)
  • M&Aの主な失敗要因
  • M&A戦略の立案プロセス
  • M&A戦略の15類型(事例を交えながら)
  • M&Aのマネジメントルール
日時 2024/5/23(木)15:30-16:30
講師
木俣 貴光 氏
木俣 貴光 氏
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)
コーポレートアドバイザリー部 部長 プリンシパル
講師略歴 大手石油会社、外資系コンサルティング会社を経て現職。20年以上にわたり、大企業から中堅中小企業まで、幅広いクライアントに対して、M&Aアドバイザリー、グループ組織再編、事業承継対策といった資本政策のほか、M&A戦略立案、PMI支援、ビジョン策定、企業再生支援など、資本政策に付随する戦略テーマにかかるコンサルティングに従事。主な著書に、「M&A戦略の立案プロセス」(第14回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)、「企業買収の実務プロセス第3版」、「事業承継スキーム」のほか、実務小説「企業買収」(第6回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)(いずれも中央経済社)などがある。
受講者の声
  • 実務経験が乏しい中で、M&A戦略の位置付けや類型が簡易な表現、かつ体系的に示されており、今後の業務遂行時にも有用な講義であった
  • 実際に動画講義に関する質問事項の説明を受け、より理解を深めることができました
  • 全社レベルの戦略か、事業レベルの戦略かを社内で定義付けをし、それを踏まえてソーシング~ディール実行まで進めることの重要性を再認識しました
  • 事前録画内で、M&Aを取り入れている企業例を出されており、それぞれ異なった特色があり、興味深く視聴する事が出来た。M&Aの予算設定イメージの説明や戦略からターゲット企業への落とし込みの説明が非常に分かりやすかった

5.M&A実務担当者が押さえるべき、M&A法務の「今さら聞けない基本のキ」
~M&Aの各フェーズで直面する実務の勘所とツボ~

主な内容(予定)
  • M&Aの流れと法務の役割(全体像)
  • M&A契約の交渉の「勘所」と「ツボ」
    • M&A契約の構造
    • M&A契約と検討の「切り口」
    • M&A契約交渉で「何を」「どのように主張すべきか」
  • その他応用トピック
    • 法務DD、PMIの「勘所」とツボ
日時 2024/5/24(金)14:00-15:00
講師 勝間田 学 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー弁護士
講師略歴 2001年 一橋大学法学部卒業、2002年 弁護士登録(第二東京弁護士会)、森・濱田松本法律事務所入所、2008年 米国シカゴ大学ロースクール(L.L.M)修了、2008年~2009年 英国ロンドン市のHerbert Smith Freehills 法律事務所にて執務、2011年 アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所
専門分野は、M&A、企業再編、アクティビストを含めた株主対応、その他会社法・金融商品取引法を含む企業法務全般。とりわけ、事業会社による買収・経営統合、クロスボーダーのM&A、ファンドによるM&A、ベンチャー投資、公開買付け(TOB)を伴う上場会社のM&A、事業部門の買収(カーブアウト)等について、豊富な経験を有している。 クライアントの視点に立った戦略的アドバイスを特長としており、各種セミナー・執筆等においても高い評価を得ている。
受講者の声
  • 初心者の自分にもわかりやすく解説していただけて大変助かりました
  • 交渉のキーポイント等を丁寧に説明いただき、非常に理解しやすく、有意義でした
  • 買い手、売り手とも、相手の心理をついて戦略的に進めることが大切と感じた。より実践的な話が聞けて大変興味深かった。論理的に解説していただけましたので、分かりやすかった

6.買収・売却の両面から見るM&Aの組織・人事タスク

主な内容(予定)
  • 企業成長とM&A
  • 統合(Integration)と分離(Carve-out)
  • 買収契約締結前後のフェーズ変化
  • 組織・⼈事⾯のポイント① 買収契約締結前
  • 組織・⼈事⾯のポイント② 買収契約締結後
日時 2024/5/24(金)15:30-16:30
講師
柴山 典央 氏
柴山 典央 氏
マーサー ジャパン(株) M&Aアドバイザリーサービス部門代表 プリンシパル
講師略歴 国内独立系ベンチャーキャピタルにおけるハンズオン投資、総合コンサルティングファームにおける製造流通業への経営コンサルティングを経て現職。マーサーにおいては、主に日系企業による大型の株式買収や多国籍カーブアウトディール等の支援を行っている。
著書に「カーブアウト・事業売却の人事実務」(2022年中央経済社刊、共著)、 「M&Aを成功に導く 人事デューデリジェンスの実務(第三版)」(2019年 中央経済社、共著)がある。 慶應義塾大学理工学部化学科卒、同大学院基礎理工学専攻修了。

7.ケース・スタディによるM&A総合演習(基礎編、事前課題あり)

主な内容(予定) これまでの講義を前提として、具体例をもとに実践的な演習を行います。M&Aを当事者の立場で疑似体験する演習プログラムです。次のプロセス・トピックのいくつかを組み合わせた事例を用いる予定です。
  • 事業戦略/ソーシング(案件発掘)/案件の予備的検討
  • バリュエーション
  • DD
  • M&A契約/交渉
  • 事業売却
日時 2024/5/29(水)14:00-16:00
講師 M&A総合演習(基礎編)プロジェクト・チーム
人材育成塾
企画チームより
M&Aの具体的案件を主体的に考えることを通じて、これまで学んだ内容がどの場面で使われるか、どう関連しているかを理解します。オンライン形式となりますが、可能な限り参加型・双方向にする予定です。
受講者の声
  • 事前課題に加え、講義の中での他メンバーとの意見交換や、講師からコメントを頂き、自分事として考えることができた
  • 実際に演習をすると、どのようなことを決めておかないといけないのかがリアルになった。経験がないので難易度は高く感じたが、理解は確実に深まった
  • 売主視点でM&A交渉の段階を踏んで検討していくことで買主としてのスキルを学べて大変有益でした
  • まだ座学面でも実務経験面でも理解が未熟ななかで、ケーススタディで専門家のさまざまな目線、特に売り手目線の解説を聞けたことは有益だった
  • 受講者参加型だったので色々な方のご意見を聞くことができて、自分になかった視点に気が付くことができ良かった。また、M&Aの全体の流れに沿った内容だったため、イメージがつきやすかった